【猫と、暮らす】chacha*sora Sweet Life(∇〃)

弟ニャ・幼少期♪ 〜多頭飼いへの軌跡〜

猫写真・過去ログ

【'07-10〜'07-11頃(page作成:'09-06)】

'07-10-07(日)夜、
我が家にやって来た王子・弟ニャの写真・成長録〜っ

弟ニャ・1
粘着型・ネズミ捕りテープにかかっちゃっていたので、身体にはそのテープのネチャネチャが...(´∇`;)
とっても小さくて、体重は僅か500g
でも月齢は、
「歯も揃っているし――
 2〜3ヶ月、ひょっとしたら4ヶ月目に入っているかも」

と、病院の先生にいわれました。
野良猫ちゃんとして生まれた、過酷な現実を目の当たりにしました……。

【病院での治療】
・ノミダニ駆除のお薬を。
・お腹に虫がいたら大変なので、虫下しのお薬を。
・両眼に目ヤニが出ていたので、点眼液処方。
――目ヤニの原因は不明。
点眼液のみで、1週間程で完治♪
弟ニャ・2
パパが抱っこすると、本当に手のひらサイズ。
トレードマークは、背中のモヒカン毛並み

これは、怒ったり怖がったりして毛を逆立てているのではありません。
この部分の毛は真っ黒で、他の部分の毛皮より、硬い毛質でした。
毛の成長と身体の成長が合っていなかったせいなのか……、
理由は不明ですが、それで『モヒカン』スタイルになってました...( ̄m ̄〃)

弟ニャ・3
姉ニャ弟ニャの、初めてのご対面〜。

弟ニャは、目ヤニの原因が不明、
身体に貼り付いた、ネズミ捕りの粘着テープの除去・洗浄もまだ。
姉ニャは、8月の逃走事件から日も浅く、まだ正確なFelv・FIV検査が出来なかった為、万が一を考えて『完全隔離』を敢行。
ゲージと金網の間には、透明のプラスチック板を入れて、直接の接触がないようにしました。

弟ニャ・4
弟ニャの身体に貼り付いていた粘着テープは、ウチに来てから2日後、病院で洗ってもらえました

かかりつけの病院は、基本的に『ワクチン接種をしていない子のお預かりはしない』という方針なので、これは偏に、その日弟ニャを担当してくれた先生のご好意だと思います。とても助かりました

弟ニャの身体がキレイになったので、直接接触はさせないよう気をつけて、2にゃんそれぞれ自由に遊んでもらう事に。
(弟ニャは、体力を考えて時間制)
弟ニャはウチに来る前々日まで、他の兄弟猫と一緒にいた為、姉ニャを『仲間』として認識して、しきりに呼んでいました。
でも姉ニャは……、
月齢4ヶ月目ぐらいからウチに来て、以来、ずっと一人っ子育ち。
なので、「あの生き物は何?!!」と、ビビる・ビビる...(´∇`;)
そのくせ、見に行っては――写真の通りw

弟ニャには、姉ニャの驚きが理解できない様子で、
「どーして、ボクを見て逃げちゃうの?」
と悲しげに私を見上げていたっけ...(;´▽`A``

弟ニャ・5
ハンモックで休む弟ニャ。
愛称的に「毛玉ぼぅずと呼んでいましたw

弟ニャ・6
【多頭飼いの壁】
弟ニャが来た日、姉ニャは「未知への恐怖」もあって――ご機嫌斜め状態MAX。
家族に対して、威嚇の声なんか出した事もない姉ニャだったのに、「シャー!」を連発...(ノ△・。)クスン...
そして甘えた声で、お喋りをするようによく鳴いていたのに、「全くなかなくなった」(ノ△ノ)・゚・。

翌日には、具合が悪そうにあまり動かなくなり――お腹を触ると「シャー!」。
病院で見てもらって、レントゲンを撮ってもらったりもしたけれど、異常は全くなし。
……これらが、姉ニャのストレス病でした。
弟ニャ・7
よって――
私は極力、弟ニャには構わず、弟ニャを甘えさせて可愛がる係は、パパに担当してもらう事にしました。
私が弟ニャに構ってあげるのは、

1)姉ニャが眠っている時。
2)パパがいない時間帯、弟ニャが何度も呼ぶ時。
――どちらの場合も、姉ニャが私を呼んだら、弟ニャに謝りつつ、すぐに姉ニャの傍に行きました。

それでも、姉ニャはずっと機嫌が悪く、体調も悪そうにしていた。
姉ニャの傍にいて、撫でてあげると目を細めて私を凝視するものの(これは姉ニャの意思表示の1つで、「嬉しい」「好き」といった意味合いのようです)、「グルグル」と喉を鳴らす事もなかったです(´・ ・)

かなり寂しく、辛くもあったけれど……、
そんな姉ニャに寄り添って撫でながら、優しく話しかけ続け、時には子守唄なんかを歌ってみたりして――何とか、「以前のような安心」を感じ取ってもらおうと、私なりに工夫を凝らしました。

弟ニャ・8
多頭飼いの不文律は、

「何事も、先住猫を優先する事。
 後から来た猫は、『そういうもの』と理解する」。

――でも弟ニャは、「姉ニャの次を待っているだけのコ」だけではなかった
弟ニャ・9
日々の食べ物にも困る、厳しい環境で育ったせいなのか、『甘えん坊が多い』といわれる男の子だからなのか……、
日を追うごとに、「ボクが先〜!もっと遊んで、構って〜!」
と、私にべたったりになってきました。

最初は、パパが弟ニャ担当だったから、パパ>私、だったのだけれど。
ご飯・トイレ掃除は私が行っていたし、一緒に過ごす時間はパパより遙かに多いのだから当たり前、といえるかも。

弟ニャ・10
でも、猫には猫の、脈々と受け継がれる本能的な掟がある。
多頭飼いの不文律を破ってしまうと、猫社会の規律が崩れ、ひいては多頭飼い失敗になりかねない――らしく。
だから、姉ニャ優先は崩せない……。

勿論、出来うる限り、弟ニャにも愛情を注いだけれど。
姉ニャにしてあげたように――いつでも弟ニャが満足するだけの時間を費やしてあげられない事に、悩んだりもしました……。
でも、結局『MAX』なんて際限がない。
その時その時を工夫して、最善を尽くす事――
それが、彼らの幸せに繋がると信じて、毎日をこなしました。

弟ニャ・11
弟ニャが来てから、2週間後ぐらい。
初めての、姉ニャによる弟ニャの毛繕い...(ノ∀`)・゚・。
弟ニャ・12
2にゃんの同居生活が始まって1週間後には、姉ニャのFeLV・FIV検査も陰性との結果が出て、弟ニャも5種ワクチン接種1回目が済んだ。
2にゃんとも、お互いに遊びたがっていたので、時間限定で好きに遊ばせたりしていたのだけれど。

姉ニャは、小さい頃に同族と遊んだ経験がないらしく――追っかけっこもエキサイトすると、小さな弟ニャに手加減なしの猫パンチをしたりして……、
弟ニャはちょっと、姉ニャを怖がるようになっていました。

でもこの日、毛繕いをしてもらって以来――
弟ニャ・13 弟ニャ・14

とっても仲良しに……!! (ノ∀`)・゚・。
弟ニャ・15 弟ニャ・16
2にゃんが仲良くなってくれて、心底安心したし、
とっても嬉しかったなぁ...(T▽T)

弟ニャ・17
ただ、喧嘩ゴッコはなかなか激しくて、目が離せませんでした(;´▽`A``
――猫は、子猫時代の取っ組み合いで、『相手の悲鳴で加減を覚える』そうですが。
手加減を知らずに大きくなった姉ニャに押さえつけられちゃうと、弟ニャは声すら出せません……。
(そうなったら、私やパパが引き離してました)

弟ニャもそうして負け続けても悔しいのか、習性なのか、しつこくひつこくしつっこ〜〜く!!w
何度も、姉ニャに挑んでました...(´∇`;)

弟ニャ・18
何でもおもちゃにする弟ニャ...( ̄m ̄〃)

弟ニャ・19
ガリガリ・発育不良だった弟ニャも、すくすくと育ってくれました

――弟ニャとすっかり仲良くなってくれた姉ニャだけれど。
家族に対しては、どこかよそよそしいというか……、大人っぽい風格すら漂っていて、以前のような甘えっ子な姿が見られない・甘えた鳴き声を出さない事が、ずっと気掛かりでした。

けれど……!!
弟ニャの身体が、姉ニャと殆ど変わらないぐらいになった時。
実に半年振りに、「ニャ〜ン」と可愛い声で甘えてきたのです……!!

その時は本当に、涙が出るほど嬉しかったです(ノ∀`)・゚・。

そしてその日を境に、姉ニャは次第に昔の……、
1にゃん時代の時のような甘えっ子ぶり・お喋り鳴き・お返事――などをしてくれるようになりました

そして勿論、弟ニャも甘えん坊(≧m≦〃)
姉ニャ・弟ニャもとっても仲良し
とっても良い家族で――と〜っても幸せです・:*:・(∇〃)。o・:*:・♪

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